子宮頸がん予防ワクチンのこと

2012年9月第1週

今週の野菜セット

左から

先週はパソコンの調子がわるいため、通信欄を休ませていただきました。その分、なにか有益なことができたかというとそんなことはないのですが、ささやかな解放感がありました。みなさんにはご迷惑をおかけしましたけどね。

パソコンは基盤を交換してもどって来ましたが、聞くところによると電気製品が壊れやすくなっているのは、過当競争によるダンピングのせいでも、技術の問題でもなく、意図的なものだということです。パソコンにかぎらず、洗濯機でも冷蔵庫でも二十年も三十年も使われたのではメーカー側がたまらない。そのためにわざと脆い部分を作っておくのが昨今の企業努力なんだそうです。

電気を食う、寿命が短いと昨今、肩身の狭い思いをしている白熱電球。これも千時間前後の使用で切れるよう、ちゃんと計算して作られているといいます。つまるところ経済発展というのはユーザーに負担をかけながら、ゴミを増やすことにほかならないわけですね。ゴミを減らそう、無駄をなくそうといいつつ、ゴミを大量生産する構造があるわけです。

先日、杉並区にお住まいのSさんから、また興味深い冊子をいただきました。「なかったことにできない話」池田整治著(新日本文芸協会)と、「いのちのエネルギー」川田薫著(新日本文芸協会)ですが、ここではとりあえず緊急にお知らせしたい事項のみ取り上げておきます。

それは子宮頸がん予防ワクチンのこと。うちでは幼児期に受けなければならないとされている数種類のワクチン以外、はしかもおたふく風邪もインフルエンザワクチンも子供たちには受けさせませんでした。なぜかというと、抗体を作るために免疫力を落とすのがワクチンだからです。とくにインフルエンザなど、ワクチンは効かないし、ワクチンの開発そのものが新種のウィルスを作り出している側面がある。

しかも子宮頸がんのワクチンにはこれまでのものとちがって、免疫力を落とすためにアジュバンドという物質が入っています。通常は水銀とかアルミニウム、いろんなものが入っているそうです。今回の場合、昆虫の細胞を遺伝子操作したものまで入っていて、そんなものを入れてしまったら動物避妊薬とおなじで、卵巣の機能を低下させてだめにしてしまう、と池田氏は書いています。

鳴り物入りの少子化対策の一方で、子供が産めなくなってしまうようなワクチンを市や町が補助金を出してまで普及させようとしているわけです。ゴミを減らそうといいつつ、さらに大量のゴミを生み出すシステムを促進しているのは、ただの矛盾で済みますが、少子化を嘆きつつ、人工的にそれを加速させるのでは矛盾の域を超えて不気味だと思いませんか。それだったら虐待や嬰児殺しに厚生労働省が報奨金を出すほうが、よほどすっきりしてわかりやすい。善良を装った悪意ほど忌まわしいものはないからです。

わたしの勝手な想像では、タミフルのときがそうだったように、開発したのはいいけどマイナス要素が大きすぎて売りものにならないものを、日本政府がごっそり押しつけられた。粗悪品とわかっていても在庫を処分しなくちゃならないというのが、ほんとうのところではないでしょうか。

欺瞞にまみれているのは原発だけではないようです。政府もマスコミもアテにはならない状況こそ、真の意味で災害といえるのかもしれません。

週末に待望の雨が降りました。

乾ききった地面に雨粒が吸いこまれます。映画の中ではそういうとき、お百姓さんたちがわらわらと飛び出してきて狂喜乱舞する。それをウソ臭い演出だと思ったのはまちがいだった、とすこし前に書きましたが、その雨が一時間足らずで止んでしまい、青空がひろがって太陽がぎらぎらと照りつけたら、かれらはいったいどういうリアクションをするんだろう。映画の続きを見てみたいものだと思いました。

乾ききった大地を潤すには、長時間のまとまった雨が必要です。散発的な雨ではどうしようもありませんものね。

今週の野菜とレシピ

今週は生落花生が入ります。殻つきのまま、濃いめ(海水ぐらい)の塩水で湯がき、そのまま冷ましてください。冷めたら冷蔵保存。御茶請けやビールのつまみにしてください。

この雨らしい雨のない中、茄子ピーマンきゅうりも、みんなよく頑張っています。さすがにきゅうりは先細りになったり、中が空洞になったりしていることがありますが、とにかく梅雨がなく、ひと月ぶりに夕立が1時間ほど降ったきり。また半月ぶりに雨が降っても、すぐに止んでしまうような状況です。多少の不具合はご容赦ください。

深刻なのは秋野菜です。青山さんはこの夏2回、ニンジンの種を蒔きましたが、ほとんど発芽せず、好子さんのブロッコリーは苗を定植したとたん、みんな枯れてしまったそうです。もちろん、毎日潅水していたにもかかわらず、です。やはり人の手で水を遣るのには限界があるみたい。農家の体力も限界にきているようです。

野菜たっぷりセットには白菜の間引きが入ります。白菜は8月中に種を蒔かないと、年内の鍋ものには間に合わないんですね。毎日の水やりにもかかわらず、葉っぱは例年よりごわごわしているかもしれません。煮浸しか味噌汁でお召しあがりください。