真夏日
2015年6月第1週

左から
- 小カブ
- 新タマネギ
- グリーンピース
- レタス
- ニンニク
- 間引きニンジン
蒸し暑くなってきました。湿度が高くなった分、雨の確率も高くなりそうなものですが、あいかわらずの乾燥傾向。そのせいかアリがやたらと元気で、大小種々様々のアリたちが庭といわず、畑といわず群がっては地下帝国を拡大しています。
アリの巣のあるところは草が生えないので、地面が剥きだしになってしまいます。まるで大地にできた十円ハゲみたいな不毛のエリアで、たまたまそのあたりの土など動かすと、わらわらとヒトの身体に這い上がってきて、チクチクと刺しまくるからたまりません。この連中の勢いを削ぐためにも、雨が待たれるところです。
鍋の中で営巣していたシジュウカラ。ピヨピヨとにぎやかだった時期を過ぎるとしずかになって、でも、寸胴鍋に耳を寄せると、かさこそと中で動き回る音がしていたのが半月ちかく前。このところ親鳥が出入りするのも見られないし、どうなっているのか気がかりでしたが、うかつに覗くわけにも行きません。もしもまだ雛が巣立っていなければ、親鳥はパニックになるでしょうからね。
もうひとつは、そうっと鍋を持ち上げてみたら、そこにシマヘビかヤマカガシがとぐろを巻いていたら・・・という懸念です。鍋を横目に勝手口を出入りしていましたが、心を決めてえいやっとばかりに持ち上げてみたら、もぬけの殻。判然としないまま、枯れ草やら小枝を捨てましたが、はたして今回、シジュウカラは営巣に成功したのかしなかったのか。答えが出るのは一年後。雛が全員、無事に巣立つことができたのなら、来年も来るでしょうからね。忘れずに鍋の縁を棚板からはみ出させておかなくてはなりません。
そして今ごろになって、ようやくツバメが登場。春先からずっと、家の模様替えやら外回りの改修など、大工さんや塗装屋さんが出入りしていたおかげで、ガレージ内がごったがえしていたもんですから、寄りつけなかったみたいです。
早々と営巣していたところでは、もう一番目の子育てを終え、二度目の抱卵に入ろうとしています。遅れをとってしまったけど、このつがいがいつものカップルなら、要領よく立ち回ってくれるでしょう。とんだ迷惑だったでしょうけどね。
先週、今年は冷夏になるという話をしましたが、夏の時期がずれるといったほうがいいのでしょうか。今がその時期になったみたいです。梅雨は遅れ気味で七月に入ったころから雨期になり、低温傾向。八月には梅雨が明けて暑くなりますが、お盆過ぎには秋風が立つ。極端に短い夏になりそうな気配があります。
それを補うかのように、このところ真夏日が続いていますが、さすがにこう暑いと保冷材だけでは対処できなくなりますので、例年よりひと月ちかく早いのですが、今週あたりから野菜セットはクール便で発送させていただきます。また、クール便が値上がりした去年から、差額の一部として一回の発送につき200円負担していただくことになりますが、今年もどうかよろしくお願いします。
今週の野菜とレシピ
今週は新じゃがが入る予定でしたが、雨がないため芋の生育が思わしくありません。そんなわけで、これもまた今年は粒が小さめですが、新玉葱のほうを出してもらうことになりました。
同様に今週の予定だったブロッコリーも、雨がないのをいいことに大量発生したアブラムシにたかられ、おまけに急に気温が高くなったため、花芽が開いてしまって使いものにならなくなりました。申しわけありません。
また、レタスもこのまま高温が続くようなら、輸送中にとろけてしまう可能性があるので、場合によってはどじょうインゲンに代えさせていただくかもしれません。
間引きニンジンは塩、またはマヨネーズをつけて、そのままポリポリ囓ってください。葉っぱのほうは細かく刻んで、ちりめんじゃこといっしょにふりかけにしてください。
フライパンに油を熱してちりめんじゃこをよく炒め、かりっとしてきたら細かく刻んだニンジン葉を加えて軽く炒めながら醤油をまわしかけます。ちりめんじゃこの塩分があるので、醤油は香りづけぐらいのつもりで・・・。仕上がりにたっぷり煎り胡麻を加えたらできあがりです。
グリーンピースは2合前後の米といっしょに炊いてください。水加減は通常通りで、塩は小匙1杯強といったところでしょうか。グリーンピースとはいっても、これは絹さやの大きくなったもの。したがって豆は小粒になりますが、ほんもののグリーンピースで作った豆ご飯よりおいしい、というのがアラレちゃんとわたしで試作して出た結論。多少の身びいきはあるかもしれませんが、おかわりをしているうちに2合ちかくあったご飯がほとんどなくなってしまいましたからね。おいしさは保証つきですが、食べ過ぎには用心してください。
季節の別注品のお知らせ
- らっきょう(1kg)600円
- 実山椒(100g)250円
- 青梅(大粒)キロあたり800円
- 青梅(小粒)キロあたり600円
*らっきょうと青梅は6月上旬から中旬にかけて・・・。
実山椒はうっかりしていたので、すぐにでも送れる状態になっています。
*事務所が留守になっていましたら、留守番電話にご用件を入れ、お名前も 忘れずに入れておいてください。後ほどこちらからお電話さしあげるようにしています。